バンブーハット

春休みの取り組みをご紹介します! @折之口

こんにちは! バンブーハット折之口です(^^)

 

4月からスタートした🔰新しい環境✨に、ドキドキワクワクしながらも少しずつ馴染み始める頃かとも思いますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

 

さて今回は、春休みの取り組みを中心にご紹介させていただきます(^^)/

 

 

 

◆マスクトレーニング

コロナウィルス流行に終わりのきざしが見えない中、適切なマスク着用は自分や周囲の人の健康を守る防衛策として欠かせなくなりました。折之口では、「マスクは出来ても鼻まで覆うことが苦手なお子さん」にいろいろな工夫をしながら、マスクを適切に着用できるように指導をしております。

 

ステップ1 計測 

まずは、着用状況を調べ、どれくらいマスクを着け続けられているのか計りました。

 

 

ステップ2 集計と発表

計測した結果をまとめました。これを毎日帰りの会で発表することで、自分がどれくらいマスクをきちんと着けられていたのか、お子さん自身が振り返る機会になります。また、前日の結果はそのまま掲示をしておき、いつでも子ども達の目に触れるようにしていました。

 

 

ステップ3 振り返り  

計測開始前は適切なマスクの着用率が低かったお子さんを中心に、「適切な着用が出来ている時に褒める」という支援で介入しました。それと同時に、以前から「鼻が出てしまう」お子さんにはマスクバンドの着用も試してみました。その結果、適切な着用時間が伸びていることが分かりました!下のグラフはお子さんごとのマスク着用状況をグラフにしたものです。ちなみに、介入後は「マスクを着けてね!」とは一度も言っておりません。

このようにグラフ化することで、支援者側の「支援の振り返り」ができるようになります。自分たちの支援が子ども達の成長につながっていることが視覚的に一目でわかるようになるのです。逆に言えば、グラフから伸び悩みが見られた場合、支援者の支援が上手く行ってないこともわかります。

日々支援を振り返りながら、上手く行ってないときは支援方法を変えていく、

「変えるために変わろう」を合言葉にしております(‘◇’)ゞ

 

  

 

青線…マスク着用率(15分毎に調査。一日の中で適切にマスク着用できていた回数から算出。)

オレンジ線…スタッフがお子さんのマスク着用を褒めた回数

※実際は、褒めることと、ステップ2(子ども達へのフィードバック)とマスクバンドの着用など複数の介入をしたため、何が影響して着用時間が伸びたのかは正確には判明していません。今後は褒めるのを止めた後の結果、子ども達へのフィードバックを止めた後の結果など、色々試していき、最終的には介入なしでマスクを正しくつけていられることが習慣になるようにすることが目的です。もちろん、バンブーハットは日常的にお子さん達を褒めていますけれどもね!

 

ウィズコロナの社会では、マスク着用は健康上、そして、マナー上でも欠かせない、いわばソーシャルスキルの1つになってきています。これからもバンブーハット折之口ではマスクトレーニングに力を入れて参りますが、マスクはバンブーハット限定ではなく、一貫した支援が大切です。ご家庭でも外出先での着用、鼻まで隠そうね!というルールとしていただきますようお願いします!

とお伝えしております (^_-)-☆

 

 

◆笛の合図で集まるよ~

 

春休みには連日、公園に足を延ばして広い敷地を使ってサッカーやジョギング、遊具遊び等と楽しみました。その際には、集団行動の際に必要となるルールを学ぶ機会としました。

 

そのルールとは…

 

「指導員が笛を鳴らしたら、指導員がいる場所にすぐに集まること」

 

まず、自由時間スタートの前に上のルールを説明します。

そして、「さあ、それぞれ好きな遊具で遊んだり鬼ごっこしたりと自由に遊んでおいで」と自由時間スタートの合図。

   

 

 

しばらくして、「ピー!*」と鳴るのが聞こえると、(注*他のご利用者にご迷惑にならないよう、中音量で鳴らしています)それまでの遊びに区切りをつけ指導員の元に急がなければなりません。

 

でも、早く指導員のもとに来ることが出来れば、すかさず指導員からスタンプをもらえたり「すごい!早く戻れたね!」「早く集まれれば、次の遊び時間も早く始められるね(^_-)-☆」と大いに褒められます。「適切な行動の後にいいことが起こる」ことで、次に笛が鳴った時にもルールを守って集まれるようになるのです。

 

集まった際には、互いに距離を取った上でマスクを外して呼吸を整え、水分を補給します。 楽しみながら活動の素早い切り替えの練習、今後もいろいろな場面で機会を設け続けていきます(^^)/

 

 

◆傘を差して歩こう

 

バンブーハット折之口では、元気いっぱい体を動かしてもらえるよう毎日のように屋外活動を行っています(≧▽≦) ただ、そうは言っても晴れの日ばかりではないですよね。雨が降っていれば走り回ることは出来ません。そこで、、、雨の日は傘を差して歩こう!を実施しています。

 

傘を適切に使って安全に歩く

雨の日の通学時やご家族でのお出掛けの際など、実際に傘を差して歩く場面があると思います。でも、「傘が適切に使えているかどうか」を確認したり振り返ることはなかなか難しいですね。そこで、バンブーハット折之口ではみんなで一列に並び、傘を差してご近所を歩きながら一人一人の傘の差し方を確認しています。

「片方の手で取っ手を持って、もう一つの手で棒(シャフト)のところを持つと真っすぐ差せるよ」

「前の人に傘がぶつからないように前を見て歩こうね」

お子さんごとにアドバイスをしたり褒めたりすることで、傘の正しい持ち方、使い方、身体が濡れない方法などを改めて確認、練習をし、上達することが出来るような時間を作っています。

これから梅雨の季節になりますね。室内にこもるばかりではなく、「雨」と「傘」という資源を利用して、適切な傘の差し方で、梅雨を楽しみながら過ごしていける活動を検討中です (‘◇’)ゞ

 

 

◆卒業セレモニー🌸

先日のY君の卒業セレモニーに引き続き、MKちゃんとMTちゃんの卒業セレモニーを行いました。お祝いの席をみんなで用意して、盛大に卒業をお祝いさせて頂きました。

 

  

 

 

最後のご利用のお別れの際、お二人から指導員に手作りプレゼントを思いがけず頂き、スタッフ一同大感激!お二人とも、4月からの新しい環境での生活が始まります。進路先でも健康で楽しくお過ごし下さいね!

  ←こちらがお二人からのかわいいプレゼント。素敵な記念品をありがとうございました!大切にしますね💛

 

叱りゼロで一日30回ほめて伸ばす支援実施中です(^^♪

 

2022年7月 

バンブーハット折之口事業所併設の生活介護事業所

「ライフバランスBAMBOOHAT」新規オープンいたします!

バンブーハットの支援に共感していただける支援員の方を募集しております!

ご連絡お待ちしております!