ライフバランスバンブーハットです(^^)/
今回は9月28日に実施しました、火災を想定した避難訓練についてご報告します！
さて、避難訓練は学校でも進路先でも定期的に実施されるものです。ライフバランスご利用の皆様も何度も経験されているかと思います。しかし、通常は事前に避難訓練実施について告知したり、避難訓練の予行練習をしたりと、
これから訓練しますよ～
とやる気満々で実施されるのではないでしょうか。
それでは心構えができてしまっているので、無難に、滞りなく済んでしまうのでは？と考えました。避難訓練は何のためにするのか！？誰のためにするのか？私たち支援員はいざという時にご利用者様全員の命が守れるのかー！？
と言うことで、告知なしでいきなり実施しました (^^;
もちろん、ご利用者様の特性や行動のレパートリーを考慮し、事前に計画をたて準備いたしました。
「逃げるよ！」の言葉とともに「火災」と「緊急」を表す絵カードを準備
告知なしで実施するのは初めてですので、支援員たちはいつも以上に緊張です。もし、避難誘導を拒否されたら？座り込み、パニックを起こしたときはどうする？いくつかケースを想定し、入念に打ち合わせをしました。
さぁ！結果は？？
これから訓練が始まることを知らずに活動をされています
火災発見！「火事だー！！」
通報
初期消火
避難開始 「逃げろ！！」
室内最終確認
点呼、待機
無事に全員避難できました！！
火災発見から2分以内にご利用者様全員が安全な場所まで避難を終えることができました。初期消火と逃げ残り確認をした職員が最後に集合場所に到達するまで約1分かかり、結果的に訓練開始から全員が避難完了するまで3分弱要しました。想定していた所要時間よりもかなり短時間でした。
ここで、皆さんに訓練だったことをお話ししました。そしてしっかりと支援員の誘導通りに動いてくれたことに感謝を伝えました。怖い思いをさせてしまってごめんなさいね(;_:)
今回、課題も見つかりました。まず、「逃げろ！」の言葉かけと「絵カード」には全員無反応でした。それもそのはず、日常生活の中で「逃げろ」なんて言われる経験はほとんどないですし、絵カードも初めて見る物です。ですので動かないのは想定内でした。また、何が起きたか見通しが持てずに動くことができないということもありました。
いずれにせよ、そんな時の対応は事前に計画してましたので、即実行。どんなことがあっても避難させなければなりませんので、支援員も必死でした。その緊迫した空気を察したのか、日頃から「支援員から促されて行動するとよい事が起こる」「1日100回以上褒められる」支援を受けているからなのか、とまどったのは最初だけ。すぐに支援員の誘導通りに動くことができました!(^^)!
無事に避難出来た後は、消火器の使い方を学び、みんなで記念撮影をしました。
「逃げろ！」の言葉でその場からすぐに動けるようになれば、
突然の雷雨や、突然熊に遭遇した時もｗ逃げることができるようになりますので、身を守る最強の言葉です。定期的に「逃げろ！」を使った支援をして、いざという時に備えていきたいですね。
今回の経験は少しご利用者様を不安にさせてしまいましたが、大切なご利用者様の命を守るためにも、私たち支援者のスキルを上げる大切な訓練とご理解いただきますようお願いいたします。
ご利用者の皆様、ご協力有難うございました (^^ゞ
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