こんにちは！バンブーハット上柴東です！
今月号では、日々の公園での活動をご紹介します！
日々の公園での活動で、キャッチボールに取り組んでいます。
このキャッチボールは、
友達とのトラブル、集団遊びに入れない、友達が出来ない…
などの困りごとを解決するために、社会で暮らすために必要とされるコミュニケーションスキルを身につけることを目的としたプログラムです。
どのように投げたら相手が捕りやすいかを考える⇒
「他者の気持ちを考える」
速さ、高さ、強さ、タイミングなどを調整する⇒
「相手の状況やスキルを見る、合わせる」
いい球が来た時、キャッチできた時に「ナイスボール！」と褒める⇒
「賞賛、承認」
自分が失敗した時に「ごめん」と謝る、相手が失敗した時は「ドンマイ！」と励ます⇒
「協力、チームワーク」
が身につくよう取り組んでいます！
～キャッチボールの流れ～
①ペアをくじで決める
②使うボールをジャンケンで決める
③制限時間は2分！スタート！
～応援ポイントについて～
キャッチボールを始めた当初、「ナイス！」や「ドンマイ！」の声掛けがなく、無言でボールを投げ合っている状態でした。どのようなタイミングで「ナイス！」「ドンマイ！」というのかを職員がモデルを見せたが、効果は表れず…
そこで！日々のキャッチボールで「ナイス！」や「ドンマイ！」などの言葉を相手にかけると貯まる『応援ポイント』制度を導入しました！このポイントが貯まることで「帰りの会でポイント数1位の子がみんなから称賛される」「キャッチボールが終わった後に先生と二人きりで活動できる」「順位が付くので相手と競争できる」よう取り組みました！
◎制度の導入前と導入後で特に声掛けの回数が顕著に伸びたお子さんを紹介します！
2分間で自発で「ナイス！」「ドンマイ！」などを言った回数
Hさん 導入前２回 → 導入後１２回 《１０回アップ！！》
Mさん 導入前０回 → 導入後１４回 《１４回アップ！！》
Rさん 導入前５回 → 導入後１１回 《６回アップ！！》
12月からは応援ポイントという形ではなく、「今日の声出し担当」という形をとり、職員が事前に決めたお子さんを対象に日替わりで「ナイス！」や「ドンマイ！」の回数を引き続き計測しています。今では応援ポイントが無くても参加している全員が「ナイス！」や「ドンマイ！」と声を掛け合うことができています。
今後はドッジボールやサッカーなど、よりお友達との遊びや、学校の一場面に近い状況で相手への声掛けが行えるよう取り組んでいきます。
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