言葉が遅い?単語から2語文へのステップアップ!
こんにちは(^^)/深谷駅前教室です。
今回のテーマは「2語文」です。
単語から2語文が話せるようになると、もっと具体的に自分の要求を相手に伝えることができるようになります。
でも、自然と出てこないようであれば・・・
「アイコンタクト」と「オウム返し」の療育トレーニングが効果的かも(^^ゞ
過去には、このような相談がありました。
「2語文がなかなか出てこなくて心配なんです」
「単語はたくんさん覚えているのに、会話のやり取りができない」
「言葉が出たー」とホッとしたのもつかの間・・・
言葉が広がらない問題発生(゚д゚)!
さて、ここからが本題です。
バンブーハットキッズでは、自然と成長したのかな?と思えるような仕掛けで、意図的なアプローチをしています♪
まずは、お子さんと一緒に遊びながらアセスメントしていきます。
ここがポイント!お子さんと目があっていますか?
遊びの中でおもちゃを渡したり、名前を呼んだりしたときに、お子さんと目が合うかどうか。
この判断って意外と難しいのですが、
お子さんが要求するときにはこちらを見てくるけど、それ以外のときは「あれ?目が合わない」ってなってるパターンは要注意!
アイコンタクトは、すでに発語しているお子さんにも重要です。
相手の目を注意して見る、相手の顔に注目することによって、相手が話していることがマネできるようになるからです。
耳で聞いたことをオウム返しするのと、耳で聞きながら口の動きを見てオウム返しするのは、格段に難易度が異なるんです。
実際の支援の様子は?アイコンタクトとオウム返しで成長促進☆
ここからは、なかなか2語文にならないお子さんがいらっしゃいました。
物の名前も100単語くらいは分かっている様子ですが、
何か違和感が・・・あ、目が合う回数が少ない!
ということで、アイコンタクトのトレーニングを開始(^^)/
具体的な内容については、ぜひ駅前教室まで。
行動随伴性で説明すると、
(行動の前)先生に名前を呼ばれて
↓
(行動)先生の方に顔を向けて目を見ると
↓
(行動の後)先生からこちょこちょしてもらえる
好子出現の強化という行動の原理です。
行動の後に、お子さんがその行動をしていいことあったと思える環境を意図的につくります。
アイコンタクトのトレーニングを進めながら、オウム返しも取り入れていきます。
目が合ってない状態だと、単語でさえオウム返しに苦戦します。
少しずつ目を合わせるという行動を強化するにつれて、オウム返しできる文字数も増えていきます。
もちろん、それまでのトレーニングの積み重ねもありますが。
単語から2語文のオウム返しへとステップアップしていきます。
ここまで来たら、次のステージへ。
行動の随伴性で説明すると・・
(行動の前)棚の上のおもちゃがあって、「せんせい、とって」と促される
↓
(行動)「せんせい、とって」と言う
↓
(行動の後)先生におもちゃを取ってもらえる
今までは「とって」だけだった言葉を、「せんせい、とって」と伝えることで、自分の欲しいものが手に入る。
オウム返しだった2語文を、実際の場面でどのように使えばよいのかを伝えていきます。
3語文に広げるときには、さらに「せんせい、トミカとって」など、より具体的に自分の欲しいものが手に入れられるように支援していきます。
ご家庭とバンブーハットキッズで協力しながら、お子さんの成長を応援します(*^^)v