返事ができない?会話のやり取りを練習しよう!
こんにちは(^^)/深谷駅前教室です。
今回のテーマは、「質問に答える」です。
会話のやり取りができることで、相手への印象って大きく変わりますよね。
例えば、あいさつをすると、相手からあいさつが返ってきます。
これって、当たり前のことだけど、相手からあいさつが返ってこないと無視された!
なんていい気持ちはしないものです。
言葉のやり取りが全てではありませんが、やっぱり会話は重要です(*’ω’*)
バンブーハットキッズでも・・
「質問をしても返事が返ってこない」というご相談をよく耳にします。
まずは、相手に聞かれたことに対して適切に返事ができるような療育プログラムを実施していきます(^^ゞ
例えば、「お名前は?」と聞かれたとき、まずは答えをマネしてもらいます。
指導員が「お名前は?」に続けて、「たくやです」とオウム返しを促します。
お子さんが一部分でもオウム返ししてきたら、大成功!
少しずつ手助けを減らすため、名前の最初の文字だけ伝えたり、口の形だけでヒントを上げたりして、自発で名前が言えることを目指します。
行動随伴性で説明すると・・・
(行動の前)先生に「お名前は?」と質問されて
↓
(行動)「たくやです」と答える
↓
(行動の後)
・上手と褒められる
・好きなゲームあそびがはじまる
・だっこしてもらえる
ここがポイント!スキル支援と行動の後のいいことで効果アップ⭐
この支援の場合のポイントは、ザックリと2つ!
1、手助け100%からスタート
新しいことにチャレンジしてもらう場合、そのスキルを習得する必要があります。
必要以上に待ってみたり、少ないヒントで答えさせようとしたりするのではなく、初めは手助け100%からスタートします。
徐々にできるようになってきてから、
100%→95%→80%→50%・・・のように、お子さんに合わせて手助けを減らしていきます。
2、行動の後のいいことで行動を増やして継続する
行動を継続させるため、行動の後に必ずお子さんにとってメリットのある環境を用意します。
特に、そのスキル獲得を目指している段階では、手助けと併せて行動の後が重要です!
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このブログの一番初めの例え話に戻ります。
あいさつすることを行動随伴性で説明すると・・・
(行動の前)知っている人を見かけて
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(行動)「おはようございます」とあいさつする
↓
(行動の後)
〇「おはようございます」とあいさつが返ってくる
×あいさつしたのに、無視される
〇の返事が返ってきた場合は、次回以降も迷わずにあいさつするはずです。
一方、×の返事が返ってこなかった場合、ちょっと躊躇しちゃいそうですね。
こんな感じで日常生活でさえ、行動の後のメリットによって左右されるのですから、お子さんのスキル獲得を目的としている場合は、より緻密な環境設定が必要です。
今回は、自己紹介の応答の部分をご紹介しましたが、別の会話のやり取りの療育方法についても、次回以降にお伝えしていきます!(^^)!
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