バンブーハットキッズ

こんなこと、ありませんか(・・?(お子さんの泣いてしまう行動)

こんにちは!深谷駅前教室です(^0^)

 

今回は、保護者からもご相談が多い『泣く行動』をテーマに考えていきます。

 

「泣く」と言っても、理由は様々ですよね。

ケガをして痛くて泣く、体調不良で気持ち悪くて泣く・・・
こういう場面で泣くことは、大人になってもありますし、このまま成長しても大丈夫そうです🍎
私も頭痛持ちなので、日頃からよく泣いてしまいます(゚д゚)!

 

 

では、こんな2つのパターンではどうでしょうか?

 

〈お家にいるとき〉

パターン①:お風呂に入りたくないと泣き出す

(行動前)
お母さんに「お風呂に入ろう」と声をかけられたとき

(行動)
大きな声で泣く

(行動後)
お母さんに「後で入ろうね」と言われ、お風呂に入らずに済んだ!

 

行動の後にお母さんからの声かけが増えたり、お風呂に入らずに済んだ経験を積ませていないでしょうか?

大きな声で泣くことに対して、いいことが起こると・・・
「泣く」行動はどんどん増えていってしまいます(+_+)

 

 

〈外出先で〉

パターン②:おもちゃが欲しいと言って泣き出す

(行動前)
おもちゃ売り場の前を通ったとき

(行動)
ひっくり返って泣く

(行動後)
お母さんに好きなおもちゃを買ってもらえた!

 

行動の後におもちゃを買ってもらった経験を積んでいる可能性はありませんか?

ひっくり返って泣くことに対して、いいことが起こると・・・
これもまた、「泣く」行動はどんどん増えていってしまいます(+_+)

 

 

ここが少し難しいところなのですが・・・

行動の後にいいことが起こると、同じような場面に遭遇したときにその行動は増えていきます。

 

行動の前の状況も大切ですが、実は「行動の後に何が起こったか?」に注目することの方が重要なんです。

そうすることで、私たちの対応を変えたり、周りの環境を変えたりして、最終的にお子さんたちの成長に繋がっていくからです。

 

これが、私たちバンブーハットキッズのスローガン

「変えるために変わろう」の由来です(*^^*)

 

 

 

ちょっと話がそれましたが・・・

 

そもそも「泣く」行動自体が全て悪い訳ではなく・・・

何かを要求したり、自分の気持ちを伝える場面では、「泣く」よりも適切な方法で伝えて欲しいですよね?

 

 

そうです!

それが、深谷駅前教室の療育のメインと言っても過言ではない!!
(↑ちょっと言い過ぎでしょうか・・いや、言い過ぎではない(笑))

 

それが「言葉」のトレーニングです✨

 

私たちは、そもそも泣くのではなく、「あの緑のおもちゃがほしい」「もう少しやりたい」と言葉で伝えられるように促したり、必要な場面では言われた通りに動けるようになったりと、今よりも望ましい行動を増やす療育を行っています。

 

 

『望ましくない行動→より望ましい行動』に促すためにどうしたらよいか、スタッフで毎日ミーティングして支援に臨んでいます。

どんな取り組みをしているのか、また別の機会にご紹介させていただきます!!

 

今回の写真は、日常の活動の様子です。
数のマッチングや絵本を読みながら音声模倣の療育トレーニングも行っています。