折之口教室 ✨支援実施報告第一弾①✨

こんにちは!!

埼玉県深谷市にある放課後等デイサービスの

放課後ルームバンブーハット折之口です(^^)/

 

 

本日は療育のお話しをわりと真面目に、そしてポップにしていきたいと思います♪

 

療育の現場では、

「どうしたら、もっとスムーズにできるようになるだろう?」

「どんな関わりがあれば、子どもたちの“やりたい!!”を引き出せるだろう?」

という疑問が生まれることが度々あります。

 

私たちは応用行動分析学をベースに、子どもたちの様子をよく観察し、環境や関わりを工夫してみる。

そして、その後の子どもたちの変化を確かめながら、必要に応じて支援方法を見直したり次の目標を設定したりしています。

 

 

これから、実際の支援事例を通して、私たちが行っている支援や子どもたちの変化を少しずつご紹介していきます♪

 

今回はその第一弾です👏👏パチパチ

 

今回のテーマは「Sくんの手洗いにおいて必要な援助を減らしたい!!」です。

 

Sくんは以前、手洗いに抵抗を示す場面もありましたが、水の温度の調整やその後の活動の提示など、Sくんが取り組みやすい工夫を重ねることで抵抗は落ち着き、現在は自ら水道の蛇口を開けて指先を濡らすことまで出来るようになりました。(Sくん偉い!!)

 

現在は指導員と一緒に手洗いを行うことが定着していますが、改めて考えてみると、

Sくん自身でできる動作はどれくらいあるのか

どの部分で援助が必要なのか

を細かく把握できていませんでした💦

 

Sくんは、手順を理解し繰り返し経験することで、決まった流れを身に付けていける力を持っています。

そこで今回は、これまで積み重ねてきた支援を次のステップに繋げるために、

“手洗いの一連の動作を細かく分けて、Sくんが自分で出来ることと、援助が必要なことを明確に”することにしました(‘◇’)ゞ

 

今回の計測において、計画・実施を主に担当するのはS先生です♪

 

 

 

さあ、まずは計測項目の明確化です。

以下の項目に分け、計測します♪♪

 

1,洗面台に歩いて行く

2,水を出す

3,ボトルの吐出口に手を添える

4,ハンドソープボトルを押す

5,両手を合わせてこする

6,手の甲を反対の手の平でこする

7,逆の手の甲を反対の手の平でこする

8,流水に両手をあてる

9,両手をこすって泡を流す

10,水を止める

11,ペーパータオルを取る

12,両手の平でペーパータオルを挟む

13,片手でペーパータオルを持ち、反対の手の甲を拭く

14、ペーパータオルを反対の手に持ちかえる

15、反対の手の甲を拭く

16,ペーパータオルをごみ箱に捨てる

 

 

※5から7の項目において、手の平や甲だけでなく、指先や指の間、手首などを洗う工程があります。

今回は、ひとつひとつの工程をそのまま取り入れるのではなくSくんの手の動かし方や、無理なく取り組める動作を踏まえて、必要な工程を整理しました。

今回設定した手順が身についた段階で、細かな部分を洗う工程も段階的に取り入れ、より丁寧な手洗いができるよう支援していきます。

 

「手を洗う」っていう、たった一つの動作なのに、細かく分けてみるとこんなにたくさんの行程があるんですね!

ビックリです Σ(゚Д゚)

 

さてさて、それでは計測していきましょう♪

 

 

 

 

気になる結果は・・・・・?

 

1,洗面台に歩いて行く

→10/10回  来所時の身支度の流れや、絵カードによるスケジュールを手掛かりに自ら洗面台に行くことができました。

 

2,水を出す

→7/10回、声掛けや指差しなどの提示がなくとも自ら水を出せました◎

 2/10回、「Sくん、お水出そう」の声掛けにて◎、1/10回、蛇口を指さすことによる行動のヒント提示により◎

 

3,ボトルの吐出口に手を添える

4,ハンドソープボトルを押す

→この2つを同時に行うことが難しく、環境の見直しを行いました。

 このブログの下のほうで詳しく触れてます。

 

5,両手を合わせてこする

6,手の甲を反対の手の平でこする

7,逆の手の甲を反対の手の平でこする

→指導員が両手を持って擦り合わせる+「ごしごし」と声掛け

 

8,流水に両手をあてる

9,両手をこすって泡を流す

→10/10回 自ら手を水につけることができました!

 しかし、泡を流すことについては不十分なため、指導員が両手を持って擦り合わせる援助が必要でした!

10,水を止める

→10/10回、自らやってくれました♪

 

11,ペーパータオルを取る

→こちらも10/10回、自らやってくれました。指導員の分のペーパータオルも取って渡してくれることも…(笑)

12,両手の平でペーパータオルを挟む

→こちらも10/10回、ペーパータオルを両手で持ち、ぎゅっと握ることができました(‘ω’)

 

13,片手でペーパータオルを持ち、反対の手の甲を拭く

14、ペーパータオルを反対の手に持ちかえる

15、反対の手の甲を拭く

→指導員がペーパータオルを持ち、拭き取りが不十分な箇所をお手伝い♪

 

16,ペーパータオルをごみ箱に捨てる

→バスケットボール選手顔負けのダンクシュート!?と見紛う程の素晴らしいシュートを毎回決めてくれます(*’▽’)完璧

 

 

 

こんな感じになりました!

改めて計測結果を見てみると、普段「できるのに手伝っていた」項目がいくらかありました・・・😫😫😫(反省)

 

 

さてさて、気を取り直しまして!!

計測が完了しましたので、今後どこに介入が必要なのかわかりやすくなりましたね。

 

まず環境の工夫として、ハンドソープについて考えました!!

どんなふうに援助を減らしていけるでしょうか???

 

まず、今まではこんなポンプ式の一般的なものを使っておりました。

すると、Sくんは・・・・・

 

こーんな感じに(笑)

ちなみに、片手を添えながらプッシュすると力が入れにくいのか泡が出るほど押せません…。

 

それにしても・・・失敗してもこの笑顔!!かわいい・・・(笑)

 

って!!!!!

いやいや、これは環境の見直しが必要ですね!!!

すぐに、こちらのハンドソープボトルに変更しました(‘◇’)ゞ

御覧の通り、片手でいけます♪♪

 

 

さてさてどうかな・・・・・?

 

おっ!!!いい感じ!

ちょびっとだけど手に泡がつきました!!

回数重ねれば十分な量を出せそうです!

 

こんな感じで一つ一つの項目ごとに環境の見直しや、行う援助の間引き方など日々振り返り、実施していきます。

 

ここから日々の支援の計画・見直し・改善を行っていきます!!!

Sくんの手洗いに今後どんな変化が見られるでしょうか????

第一弾②にてご報告いたします(^^)/

 

お楽しみに♪

 

※ブログ掲載にあたっては、Sくんの保護者様に許可をいただいております。

 

 

 

 

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