バンブーハットキッズ

コミュニケーションの土台作り ~ 小さい指示って何?

こんにちは、深谷駅前教室です(^0^)/

 

本日は、支援において欠かせない「小さい指示」のお話をしていきます。

 

さて、小さい指示って何でしょうか(・・?
「指示」というと「まわれー右!」のような軍隊の一斉指示が思い浮かびます…

私も初めは、同じように思っていたかもしれません…(*_*)

 

ですが、安心してください!
軍隊のような一斉指示ではありません。

 

なかなかしっくりする言葉が見つからなかったのですが…
「小さい指示=お子さんへのちょっとしたお願いごと」ってイメージです✨

 

例えば、初めはお子さんが100%できそうな行動から。

 

(行動の前)
お子さんがイスに座ろうとする直前に「座って」と言って

(行動)
(お子さんが)イスに座る

(行動の後)
・「座ってくれてありがとう!」と褒める
・好きなおもちゃ、お菓子が出てくる

 

このように「ちょっとしたお願いごとを聞いた後に良いことがあった」という経験を積み重ねることで、日常生活や保育園、幼稚園などでの活動がグッと楽になります。

ここでの「楽になる」と言うのは、「保護者の方や先生が…」という意味合いもありますが、
指示通りに動けるようになると、本人の成功体験や学ぶ機会を増やすので、結果的に本人が活動に参加するのが楽になります。

 

例えば、今までは何の活動をしているか分からなかったことも、「実際にやってみたら楽しかった!」「新しいことを覚えたら、できる活動が増えた」などのように、新しい発見が見つかることも👀

これも、指示が通っていない状況で強制してやろうとすると、本人にとっては負担しかありません。
だからこそ、無理にやらせるのではなく、「お願いごとを聞いたらいいことがあった」経験が必要です。

 

初めは、お母さんや身近な人の指示しか通らないこともありますが、いろいろな場面で「小さい指示」を繰り返すことで、周りの人や環境に応じて対応できるようになっていきます。

「小さい指示」は、コミュニケーションの土台作りの1つです!

実際の療育現場では、どんなことをやっているのか?

 

次回、お話ししたいと思います(*^^*)