発語トレーニング以外の支援をご紹介します♫
こんにちは!深谷駅前教室です!(^-^)
深谷駅前教室では、行動の直後に褒められるなど、嬉しい結果となるような環境を整え、発語のトレーニングをメインとして、お子さん一人に対し、指導員が一人あるいはそれ以上の人数で支援を行っています。
ご利用しているお子さんの年齢は、1歳から6歳までと幅が広く、トレーニング内容も様々、なので、発語のトレーニング以外の支援ももちろん行います。
今回は、発語のトレーニング以外の支援って、例えばどんなことをしているのかをお話したいと思います!
深谷駅前教室は、個別支援の強みを生かし、発語のトレーニングが進んできたお子さんに対して、またご家庭から課題やご要望を随時お聞きしながら学習面や日常生活動作に関する支援やお友だちとの関わり方練習など、発語トレーニング以外にも様々な支援を行います♪(*^^*)
今回は一部ですが、どんな支援をしているか具体的にご紹介します♫
【物のやりとり 〜○○かして・ちょうだい/いいよ〜】
お子さんがお友だちの持っているおもちゃを見て、何も言わずにお友達からおもちゃを取ってしまったという経験はありませんか?
トレーニングでは、相手の持っている物が欲しいときに、言葉で要求することを練習します。
お子さんがおもちゃを要求する場面で、または、あえて要求したくなるような場面を作り出してから、お子さんがおもちゃに手を伸ばすより前に、「かして」とその場に適切な言葉を言い、オウム返しで「かして」と言えるように促します。
言えたら、欲しかったおもちゃがもらえたり、先生と一緒に遊べたり、お子さんにとって良いことが起こるようにします。オウム返しが上手にできるようになってきたら、「かし・・・」とヒントの量を減らします。徐々に減らしていき最終的には自分から「かして」と言えるように促していきます。
もっとレベルが上がると、貸してほしい物の名前も一緒に伝えられるように、さらには相手の名前も呼びかけながら言えるようにします。
このようにスモールステップで進めていきます!(*^-^*)
ポイントは、欲しいものがあった時に、物を取りにいくよりも「かして」と言葉で伝えた方が良いことがあった!という経験です!
「かして」と言えたら、貸してほしい物が手に入った!先生やママに褒めてもらえた!おもちゃをいつもより多く貸してもらえた!先生が一緒に遊んでくれた!・・・言葉で伝えたら良いことが起こった!、じゃあ次も言葉で伝えてみよう!
良い経験を積み重ねることで、言葉で伝える行動を増やしていけるように工夫しています。
【報告の支援】
保護者の方から「今日は、保育園で何をしたの?と質問してもうまく答えられないんです。」というご相談をよくお聞きします。
ここで行うのが、自分が見たものややったことなどを具体的に伝える=報告のトレーニングです!
初めは、直前にやったことを答えられるように促します。
例えば、恐竜のぬり絵をした直後に・・・
指導員「ぬり絵で何塗ったかな?」
お子さん「きょうりゅう!」
指導員「すごい!上手に答えられたね!」というように。
直前のことが答えられるようになったら、出来事から報告までの時間を少しずつ延ばしていきます。(5分後に経験した出来事が答えられたら、次は10分後、できたら20分後に聞いてみるなど)
支援が進んでいくと、午後になっても朝食の内容を伝えられるようになったり、前日のお休みの日にどこに遊びに行ったかを伝えてくれたりするようになってきます♫これが日常生活でもできるようになることがこの支援の最終目標です(*^▽^*)
【着替え】
保護者の方から「幼稚園の制服が一人で着られなくて困っています」など
着替えに関するご相談やご要望も多く聞かれます!
着替えと言っても、どこにつまずきがあるのかはお子さんによって異なるので、まずはアセスメントを行います。
袖を通すのが難しいのかな?
洋服が上手に引っ張れないのかな?
もしかしたら、「できない」と言ったり、服を着ずに座っていると誰かが近寄ってきて手伝ってくれてるのかも・・・なんていう予測をたてることもあります😏
つまずきポイントがわかったら支援スタート!
「着替える」という動作ができていないお子さんに対しては、着替える行動を細かなステップに分けます。できる動作は見守り、できない動作については、指導員が服を持ってあげたり、通す場所を誘導したりしながら自分で着られた!という成功経験を重ねられるようにします。
駅前教室には作業療法士もいるので、どんな練習をしたら、どんな方法で着替えたらひとりで出来るようになるか評価しながら、トレーニングを行っています(^^)v
「着替える」動作はできる、能力は持っている、でも家庭や園ではひとりで着替えられないというお子さんは・・・自分で着替えるより、着替えないでいる方がメリットがあるのかもしれません!じゃあどうする・・・?!行動の原理に基づいたバンブーハットキッズの腕の見せどころです。
このお話はまた後日にできればと思います✨
【数の支援】
数の概念を理解するにはまず、声だけで数を順番にカウントしていくことができるかどうかから始まります。
指導員と一緒に「1、2、3、4、5、‥‥10」と、空で順番に数を言う=数唱ができるようにします。
その後は、
数字の名前(1は「いち」という)がわかる
実際にものを指で差しながらカウントできる、数え終わりに「何個?」と聞かれて答えられる
カウントした数字と物の個数が一致させられる
複数あるものの中から正しい個数を取り出せる
というように、段階的に学んでいきます。好きなおもちゃを使ったり、お店屋さんごっこのような遊びをする中でいつの間にか数の勉強をしていた、という、”もっとやりたいと思える環境”を作り支援しています。
すごろくゲームは、さいころの目を数えたり、マスを進めていくのに数を数えたりするので、よく使う支援の一つです♪
【運筆】
運筆の支援では、まずは正しい鉛筆の持ち方を支援していきます!
正しい持ち方がキープできるように、初めはお子さんの手を覆うようにし、指の位置が変わらないよう手助けしながら書いていきます。その手助けしている指導員の手や力を少しずつ減らしていきながら最終的には、何も考えずに鉛筆を持っても正しい持ち方にしかならない位の状態を目標にします。
ぐるぐる〜っとなぐり書きからスタートして
直線や斜線、曲線、○△□などの図形、さらにはひらがなや数字などの文字へと様々な運筆に挑戦していきます♪
今回紹介したものは、ほんの一部の支援になりますが
お子さん一人一人の課題に合わせた支援内容でトレーニングを行っています!
こんなことがひとりでできるようになったらいいな、
これができたら園での生活で周りのお友だちに遅れをとらずに過ごせるだろうな、
もうすぐ就学だからそろそろ準備していきたいな、など
保護者様のご希望や、ご家庭や園での様子などの情報を共有し、ご家庭と一緒に支援を進めさせて頂いています♫(o^^o)
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他県や他市在住の保護者様から、「私たちの住む地域にもBAMBOOHAT KIDSを立ち上げて欲しい!」というお言葉も頂いています☆
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